一輪の花に寄り添う蝶
部屋に帰る時誰かの声が聞こえた。






「最近「闇」の奴らが私たちの情報を狙っているそうです」








「ああ、知ってる。知られても女々しいことは誰も言えないだろう」








(ああ、豹のお父さんか)






その日の夜、豹はなかなか寝付けることが出来なかった。







薄く光がでている部屋があった。







その部屋は鳳の部屋だった。






「鳳??」







鳳は、寝息を立たせながら眠っていた。








真夏の暑い中、毛布などかぶっていなかったため、綺麗な足が出ていた。

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