一輪の花に寄り添う蝶

「鳳、事情があるんだよ!あんな性格じゃないし」







「……」






「おーい」






「……鳳、「闇」なのかな」







「お前何言ってんの」







「可能性はゼロじゃなかった。だから調べてほしい」








翌日、たけるは良い顔をして登校はしなかった。






「豹、お前の言う通りだよ」





「やっぱりか……」







「でも、「闇」もうすぐ敵に襲われるらしいぞ」






「嘘だろ」


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