一輪の花に寄り添う蝶
「俺もだよ……正直したくなかったけど」







豹に襲った睡魔はたけるがくすりをのませたからだった。








「やるじゃない。あと、"あれ"お願いね」







「わかった」



飛行機は海外に向かっていた。








「鳳……今までありがとう」








「何よ今更。まぁ、こちらこそありがと」








「一つだけ忘れないでくれ。豹は本当に鳳のことが好きなんだよ」
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