一輪の花に寄り添う蝶
一応たけるも人気者だか豹程ではなかった。








会場には音楽が流れダンスのために手を取り合う者達が次々と現れた。











もちろん豹は、誰とも男子を踊らず1人ワインをたのしんでいた。




会場の隅の花瓶の中に美しく逞しい一輪の花が咲いていた。






そこには……鳳蝶が、蜜を求めてやってきた。






「あっ、鳳蝶」

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