一輪の花に寄り添う蝶
振り返ったら目の前は真っ暗だった。










誰かが立っており身長が高かった。





そして何度も聞きたかった声が










「やっと見つけた」





「う、そでしょ」






そう、豹だった。








涙がポツポツ、と出てきたのだ。










それを見た豹は、慌てていたがそれを見た鳳は思わず笑いだしてしまった。











「会いたかった」







「俺もだ。鳳…………大好きだ」






「うん、私も……大好き」







「二度と離れないと誓ってくれ」









言葉を発することは出来なかったが首は縦に振られた。
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