一輪の花に寄り添う蝶
そう言うと鳳が、ハッとしたように言った。
「私は色々調べるから隠してるんだよ。」
ほらっ、と鳳がネックレスを見せた。
そして数分後…
「鳳様どうぞ、」
「ありがとう、望も乗れ」
2人は車に乗り移動し始めた。
小さな声で、
「緊張してる?」
「い、いや緊張はしていないけど初めての任務だから」
鳳は望のことは少し聞いていた。
両親は闇に所属していたが、任務で亡くなったのだど、それからはずっと1人で暮らしていたのだと、そう考えていると、
「着きました。」
とうとう学校についたのだ。
ガチャ、どうぞ、
※※※※※※
「おい聞いたか。」
「何を」
「転校生来るらしいぜ、それもイケメンと美女」
のんきに喋っていたのは、たける。
こう見えても会社を持っていて次期社長なのだ。
「皆ー、席につきなさい。
転校生を紹介する。」
ガラッ、