【完】李寵妃恋譚―この世界、君と共に―



「何でしょう」


いつものような柔和の笑みを浮かべて、応えると。


「この国に、再び、革命を引き起こす」


かつての帝王は、無敵の笑みを浮かべて。


「我々が戴いた、皇后陛下のために」


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