あの時からずっと、君は俺の好きな人。
私は水野くんの顔をじっとみて、低い声ではっきりと言った。水野くんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
「え、吉崎さんが?」
「塩素アレルギーじゃなかった?」
新田くんと内藤くんも、驚いたような顔をしていた。
そういえば、塩素アレルギーって設定だったな私。焦って失念していた。
「こ、この前検査したら治ってたの!」
そして苦し紛れに私は言う。三上さんは不審げに眉をひそめたが、何も言わなかった。よかった。
「そうなの? それなら他の人に頼むより、私は吉崎さんがいいと思う!」
内藤くんに支えられながら、嬉しそうに言ってくれる坂下さん。
「うん、そうだねー。ずっと練習見てたしね」
「そういう人の方が俺たちとの相性良さそう」
新田くんも内藤くんも坂下さんに同調してくれた。内心よっしゃ、と思った。
「え、吉崎さんが?」
「塩素アレルギーじゃなかった?」
新田くんと内藤くんも、驚いたような顔をしていた。
そういえば、塩素アレルギーって設定だったな私。焦って失念していた。
「こ、この前検査したら治ってたの!」
そして苦し紛れに私は言う。三上さんは不審げに眉をひそめたが、何も言わなかった。よかった。
「そうなの? それなら他の人に頼むより、私は吉崎さんがいいと思う!」
内藤くんに支えられながら、嬉しそうに言ってくれる坂下さん。
「うん、そうだねー。ずっと練習見てたしね」
「そういう人の方が俺たちとの相性良さそう」
新田くんも内藤くんも坂下さんに同調してくれた。内心よっしゃ、と思った。