あの時からずっと、君は俺の好きな人。
新田くんと内藤くんは、三上さんは平均タイムより少し速く、初回の練習にしてはまあまあといったところ。
練習をすれば3人はまだまだ速くなる余地はありそうだ。
しかし美結は平均タイムには届かず、ちょっと出遅れている。
「ーーごめーん。私が遅いよね」
プールサイドに座る、第1泳者予定の美結がバツ悪げに笑って言った。
「ちょっと意外だね。美結って足はすごく速いから、泳ぎももっと行けるのかと思ったよ」
「うーん、前はもっと速かった気がするんだけどな?」
私の言葉に美結が不思議そうに首を傾げる。今年度の水泳の授業自体始まったばっかりだし、まだ泳ぎ慣れていないだけなのかもしれない。
ーーしかし、水に顔をつけて激しく泳いでいるというのに、美結のアイメイクが一切崩れていないのは流石である。
強力なウォータープルーフのコスメを使っているのだろう。
練習をすれば3人はまだまだ速くなる余地はありそうだ。
しかし美結は平均タイムには届かず、ちょっと出遅れている。
「ーーごめーん。私が遅いよね」
プールサイドに座る、第1泳者予定の美結がバツ悪げに笑って言った。
「ちょっと意外だね。美結って足はすごく速いから、泳ぎももっと行けるのかと思ったよ」
「うーん、前はもっと速かった気がするんだけどな?」
私の言葉に美結が不思議そうに首を傾げる。今年度の水泳の授業自体始まったばっかりだし、まだ泳ぎ慣れていないだけなのかもしれない。
ーーしかし、水に顔をつけて激しく泳いでいるというのに、美結のアイメイクが一切崩れていないのは流石である。
強力なウォータープルーフのコスメを使っているのだろう。