私の恋のお話です
春
「平成25年度始業式を始めます」
気をつけ礼!その合図で私たちは下を向く。
「えー。今日から新学年になります。
」
そんな言葉から始まった校長先生のお話。
うちの校長は話が短くて聞きやすい。
今年で小学五年生。
今年で高学年だけど、私は朝起きることが苦手であまり学校に通えてない。
「これをもちまして、平成25年度始業式を終わります」
この言葉で一気にアリーナがザワつく。
先生が黙らせようと必死だ。
その姿がなんか面白かったりする
「じゃあ移動するから、みんな『静かに』な!」
私の新しい先生は、今年から入ってきたいかにもスポーツが得意そうな男の先生だった。
名前は林内(りんない)と書いている
「席は名前書いてるとこに座ってな」
みんな、座った途端周りの人と話し始める。
「歩美!今年は同じクラスだね!」
「あっ、結衣!」
結衣は私のゆういつ信頼出来る存在。
例えるなら、すごく頼りになるお姉さんかな?
「歩美ー。今年は頑張りなよ?」
「うん。分かってる!高学年になってまでこんなに休むのは正直やばいよね…」
自己紹介はあんまり覚えてない。
みんな印象無さすぎー