俺のこと好きになって?
Fastーstory♪
「ほんっとうに申し訳ない…!」
私、高宮雫(たかみやしずく)は部室にて必死の謝罪をしていた。
なぜこうなったかと言うと…
「「「キャー杉村くんっカッコいぃ~❤」」」
「すごっ。今日もすごっ」
「すんませんっす」
「おぅおぅ、1年のくせになまいきやなあ~?」
「先輩だってもてるじゃないすか」
「うそこけ」
「プッははっ」
彼、杉村碧(すぎむらあおい)はここ桜坂高校1年のバスケ部員である。
スタイルよくてカッコいい、運動もできるなんて学校じゅうの女子がほうっているわけもなく…
学校いちのモテ男だ。
ちなみに私はバスケ部マネージャー。学校いちのイケメンがいるからと羨まれたりするけど、私は普通に恋に興味がない。面倒くさいから。ちなみにしたの名前で呼ぶなってファンの方々に囲まれたこともありまーす!しかたないじゃん!バスケ部伝統みたいな感じなんだし‼
でも、たまにあいつにドキッとさせられることが癪にさわる…!なんて。絶対秘密だけど、、
取り巻きもゾロゾロと帰り始めた。
「1年ボール片付けといて!」
「「はいっ」」
「2年遊ぶなー!」
「「うすっ」」
ボール片付けさえも絵になるなんてっ、、ウザイ!
ボーッとしていると
「マネージャー!あぶないっ」
「へっ?」
飛んできたボールは目の前まできた。
もうむりっ!あたるっ!
ぎゅっと目をつむると、
っ、どっさあーっ!!
……あれ?来るはずの衝撃がこな…い?
したを見ると、私をかばうようにして下敷きになっている碧。
「いってえっ」
「はっ!ごっごめん‼大丈夫?」
まわりの部員たちには大丈夫だよと片付けへ促しながら、また碧の方を向く。
「ごめん、大丈夫だった?」
「っおう。いっ!!」
見てみると、顔から血が出ている。それも大量に。
「あわあわわわっ。てっ手当てしにいこう!」
碧の顔面に傷をつけてしまった……ッ!どどどうしましょう!
ファンの人たちに殺される!
じゃなくて、出欠多量で死ぬかもってくらい血が出てる!
私は碧の手をひいて部室へ向かった。
必死に手当てをして、傷跡が残らないかハラハラドキドキのサバイバルミッションを終えたあと、またあやまった。
「ほんっとうに申し訳ない…!」
「いや、別にお前のせいじゃねえし。」
「いやいやいや!でも!申し訳ないッス…」
いま謝らなければ!あとじゃ取り返しつかなくなるかもやな…ゾワッ
「せめて、、せめてなにかお礼を…ッ!」
「いいって。傷も大したこと無さそうだし。」
いやいやいや、碧はそれで良いかもだけど、、
「いや!私の気がすまないからっなんでもする!」
…ゾワッ。なんとなく、嫌な予感?
「へえ~。なんでも?…」
怒らせた?まずい。危険信号がガンガン音をたてている。
「うっ、うん!なんでも!どんとこい。」
これ以上怒らせないように、ひっしに笑う。
「じゃあ…」
とんっ。碧が私のかたを軽く押した。
「ふぇ?」
覆い被される形になった私は情けない声をあげる。
どっどういう状況!?
「あっ碧?どうし…」
「俺のこと好きになって?」
「…………は?」
私、高宮雫(たかみやしずく)は部室にて必死の謝罪をしていた。
なぜこうなったかと言うと…
「「「キャー杉村くんっカッコいぃ~❤」」」
「すごっ。今日もすごっ」
「すんませんっす」
「おぅおぅ、1年のくせになまいきやなあ~?」
「先輩だってもてるじゃないすか」
「うそこけ」
「プッははっ」
彼、杉村碧(すぎむらあおい)はここ桜坂高校1年のバスケ部員である。
スタイルよくてカッコいい、運動もできるなんて学校じゅうの女子がほうっているわけもなく…
学校いちのモテ男だ。
ちなみに私はバスケ部マネージャー。学校いちのイケメンがいるからと羨まれたりするけど、私は普通に恋に興味がない。面倒くさいから。ちなみにしたの名前で呼ぶなってファンの方々に囲まれたこともありまーす!しかたないじゃん!バスケ部伝統みたいな感じなんだし‼
でも、たまにあいつにドキッとさせられることが癪にさわる…!なんて。絶対秘密だけど、、
取り巻きもゾロゾロと帰り始めた。
「1年ボール片付けといて!」
「「はいっ」」
「2年遊ぶなー!」
「「うすっ」」
ボール片付けさえも絵になるなんてっ、、ウザイ!
ボーッとしていると
「マネージャー!あぶないっ」
「へっ?」
飛んできたボールは目の前まできた。
もうむりっ!あたるっ!
ぎゅっと目をつむると、
っ、どっさあーっ!!
……あれ?来るはずの衝撃がこな…い?
したを見ると、私をかばうようにして下敷きになっている碧。
「いってえっ」
「はっ!ごっごめん‼大丈夫?」
まわりの部員たちには大丈夫だよと片付けへ促しながら、また碧の方を向く。
「ごめん、大丈夫だった?」
「っおう。いっ!!」
見てみると、顔から血が出ている。それも大量に。
「あわあわわわっ。てっ手当てしにいこう!」
碧の顔面に傷をつけてしまった……ッ!どどどうしましょう!
ファンの人たちに殺される!
じゃなくて、出欠多量で死ぬかもってくらい血が出てる!
私は碧の手をひいて部室へ向かった。
必死に手当てをして、傷跡が残らないかハラハラドキドキのサバイバルミッションを終えたあと、またあやまった。
「ほんっとうに申し訳ない…!」
「いや、別にお前のせいじゃねえし。」
「いやいやいや!でも!申し訳ないッス…」
いま謝らなければ!あとじゃ取り返しつかなくなるかもやな…ゾワッ
「せめて、、せめてなにかお礼を…ッ!」
「いいって。傷も大したこと無さそうだし。」
いやいやいや、碧はそれで良いかもだけど、、
「いや!私の気がすまないからっなんでもする!」
…ゾワッ。なんとなく、嫌な予感?
「へえ~。なんでも?…」
怒らせた?まずい。危険信号がガンガン音をたてている。
「うっ、うん!なんでも!どんとこい。」
これ以上怒らせないように、ひっしに笑う。
「じゃあ…」
とんっ。碧が私のかたを軽く押した。
「ふぇ?」
覆い被される形になった私は情けない声をあげる。
どっどういう状況!?
「あっ碧?どうし…」
「俺のこと好きになって?」
「…………は?」