せんせい。
先生と一緒に目を閉じてみたけど、、、
ねれない。

そーっと目を開けると
先生は目を閉じて、うとうとしていた。

、、、先生寝てる。。ふふ
かわいい。
いつもきっちりしていて、クールな先生の
気の緩んだ姿をはじめてみた。

先生の寝顔はじめてみた。。
しばらく先生の顔を見ていたら
こっちまで眠たくなってきた。


『―――ぃこーー、みぃこー』

聞き慣れた声に起こされた。

「やっと起きた!」
「リノ?」
「みぃこ、よく寝たね〜大丈夫?」
「うん、だいじょーぶ」
「なら良かった。もう帰るよ〜?」
「、あ、うん」

先生。。。いついなくなってんだろう。
「ねぇ、リノ?いつからいたの?」
「さっきだよ!」
「誰もいなかった?」
「うん」

「そう。。」
「教室でみぃこのこと待ってたら、桜庭先生が来てさ〜」
「え?」
「『和田が武道館に寝てるから、迎えに行ってやってくれ』って言われてすぐきました〜」
「そうだったんだ」

別に先生が起こしてくれてもいいのに。。。
「でね、桜庭先生が車で家まで送ってくれるって!」

「え!?なんで!?」
「電車で帰るのダルいからさ、駄目元で頼んでみたの、」
「そしたら?」
「『和田も体調悪そうだから、今日だけは特別にいいぞ』って!やっさし〜よね〜」
「ほんとだね。」
「みぃこの制服のカバン持ってきたから、着替えな?」
「ありがとう」
「裏門で待ち合わせだから、着替えたら行こ!」
「うん」


私は、リノと一緒に裏門に向かった。
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