夢恋愛



後ろから聞こえた声に
もう一度振り向く。




傘を指してるにも関わらず
びしょびしょに濡れながら小走りしている
兄弟の姿があった。




「おー!!兄弟!!!」



嬉しかった

願いが叶ったみたいに嬉しくて



つい声が出ていた。




『おー!雨やばくないっすか?』

兄が私の言葉に返事をする

「とりあえず一緒にどっか入りません?」

『お!兄弟!飲み行くぞー!』



私に続いてミコトも兄弟に気付き
素敵なパスを投げてくれた




『そうっすね、とりあえずどっか店入りましょうか』

『やべー雨やべー・・・』


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