夢恋愛
肩から彼の腕をどけると
また肩に腕が乗る・・・
またどける・・・また乗る・・・
またどける・・・また乗る・・・
「おい・・・トイレに行きたいと・・・
言ったはずだぞ・・・?」
『だから俺も一緒に行くって♪』
「いや本当大丈夫!ミコトを見守ってて!」
『えー』
しょぼんとした彼をその場に残し
人混みをかき分けてトイレに向かう。
用を済ませ、軽く化粧直しをした
ミンティアを2粒口に入れ
ミニボトルに入れてある香水を胸にひと吹き・・・
べべべ別にイケメン君のこと
意識してる訳じゃないし!
いや・・・
意識してない、は嘘か・・・