夢恋愛

肩から彼の腕をどけると
また肩に腕が乗る・・・



またどける・・・また乗る・・・

またどける・・・また乗る・・・


「おい・・・トイレに行きたいと・・・
言ったはずだぞ・・・?」

『だから俺も一緒に行くって♪』



「いや本当大丈夫!ミコトを見守ってて!」
『えー』


しょぼんとした彼をその場に残し
人混みをかき分けてトイレに向かう。


用を済ませ、軽く化粧直しをした



ミンティアを2粒口に入れ
ミニボトルに入れてある香水を胸にひと吹き・・・




べべべ別にイケメン君のこと
意識してる訳じゃないし!




いや・・・

意識してない、は嘘か・・・

< 25 / 133 >

この作品をシェア

pagetop