夢恋愛

「はぁ・・・」


なんとなくため息をつきながら
トイレのドアを開け



ミコト達がいる所を目指し
人の間を縫って歩く




───グイッ

「わっ?!」


突然力強く腕を引かれ
その方向に体が倒れる



その瞬間ガシッと私の体を支え
そのまま抱きしめられた



なんだ・・・この嫌悪感・・・





チラッとお顔を拝借





『めっちゃ可愛い♪』


「お前誰やねーーん!!!!」



生理的にちょっと受け付けない系の顔と
ガタイ良いけどなんかちょっと汗臭い
男に抱きしめられて身動き取れない・・・




「ちょっと離して!」

『えーなんでー♪』



「はーなーせーーーー」

『だめー♪』




無理!この人苦手

触るなぁぁあ

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