夢恋愛
『なに♪そんなに俺の事好きになっちゃったの?』
イルミネーションがキラキラと光る12月の夜道
少し高い位置にあるダウンの袖がズシッと
私の肩に乗る
グイッと抱き寄せられ
少し歩きにくさを感じながら
リクの体温を感じて
嬉しかった
この瞬間、楽しいって思えた
────ガチャ
バタン...
家に着くと
相変わらず電気を着ける隙もなく
ベッドに連れていかれ
事を済ませるリク。
リクのことが嫌な訳じゃないけど
この行為はあまり好きじゃない。
それよりも
もっとお喋りしたり
くっついたりしていたい
そっちの方がきっと楽しい
きっと心が温まると思うんだ