ヲタクの恋はツラいよ
5年前からヲタクやってる、私、さくら。15歳。毎日二次元の推しキャラの事だけを考えて生きています。もう既に2年、推しキャラにガチ恋までしております。そんな私は、今日も重い足取りで学校に向かう。
「おはよう、さくら!」
「おはよう~!」
毎日明るく挨拶を交わしてくれる、ヲタク友達、ここな。同じクラスになってから知り合い、同士であることを知ってから、ずっと仲良しである。
「ねぇねぇ、先週のはからく細胞、見た?」
「見た見た!相変わらず可愛いよね、血小板ちゃん!」
「えー、そこ?そこは好中球でしょ!」
「えー?見る目無いなぁ」
「お前もな!」
こんなヲタク会話をしている時が私の学校に来る楽しみなのである。
そんな平和なある日、こんな事を先生から聞いた。
「明日、このクラスに転校生が来ます」
てっ、転校生!?!?衝撃的過ぎて、硬直する私。まさか、よく恋愛マンガであるような、イケメン男子来るのかなぁ…♡なんてね。あんな事、ただの作者の妄想。現実にはあるわけがない。そう最近思っている。実際問題、事実である。
「さくら!明日、転校生!!イケメン来るかな!?」
「あのさ、夢見すぎだよ?ここなさん。普通に転校して来るだけだから。」
「なぁに、さくら、冷たいなぁ」
本当は、心の奥底ではちょっと期待してるんだけどね。あんま期待すると、夢壊れちゃうから。でも、どんな人なんだろう…?そんな期待を膨らませて家へと帰った。
「おはよう、さくら!」
「おはよう~!」
毎日明るく挨拶を交わしてくれる、ヲタク友達、ここな。同じクラスになってから知り合い、同士であることを知ってから、ずっと仲良しである。
「ねぇねぇ、先週のはからく細胞、見た?」
「見た見た!相変わらず可愛いよね、血小板ちゃん!」
「えー、そこ?そこは好中球でしょ!」
「えー?見る目無いなぁ」
「お前もな!」
こんなヲタク会話をしている時が私の学校に来る楽しみなのである。
そんな平和なある日、こんな事を先生から聞いた。
「明日、このクラスに転校生が来ます」
てっ、転校生!?!?衝撃的過ぎて、硬直する私。まさか、よく恋愛マンガであるような、イケメン男子来るのかなぁ…♡なんてね。あんな事、ただの作者の妄想。現実にはあるわけがない。そう最近思っている。実際問題、事実である。
「さくら!明日、転校生!!イケメン来るかな!?」
「あのさ、夢見すぎだよ?ここなさん。普通に転校して来るだけだから。」
「なぁに、さくら、冷たいなぁ」
本当は、心の奥底ではちょっと期待してるんだけどね。あんま期待すると、夢壊れちゃうから。でも、どんな人なんだろう…?そんな期待を膨らませて家へと帰った。