そんな目で見ないでっ!
「ご褒美決めた。
秋菜、俺の彼女になって」
司がそう言い出したので、秋菜は戸惑った。
「何そのご褒美!」
「俺にとったら最高のご褒美じゃん?
秋菜が手に入るなら、俺何もいらねぇもん」
司はそう言うとにっこりと笑った。
「…前から聞こうと思ってたんだけどさ、司はあたしのどこが好きなの?」
秋菜が司にそう尋ねると、司は秋菜の目をまっすぐ見つめて
「全部」
と答えた。
「ちょっとトロくてドジなとこも、すぐに真っ赤になるとこも、ムキになって突っ掛かってくるとこも、面倒見いいとこも、優しいとこも、寝ぼすけなとこも、良いとこも悪いとこも全部が好き」
言われて秋菜は聞いた事を後悔した。
聞いてしまったから、もうごまかしたり出来ない、そう感じていた。
「秋菜?
もし俺がタメだったら、俺を好きになった?」
司に聞かれ、秋菜は俯いた。
思わず頷いてしまいそうになっていた。
「ご褒美、考えてね、真面目に」
司は秋菜にそう告げるとにこやかに秋菜を見ていた。
秋菜、俺の彼女になって」
司がそう言い出したので、秋菜は戸惑った。
「何そのご褒美!」
「俺にとったら最高のご褒美じゃん?
秋菜が手に入るなら、俺何もいらねぇもん」
司はそう言うとにっこりと笑った。
「…前から聞こうと思ってたんだけどさ、司はあたしのどこが好きなの?」
秋菜が司にそう尋ねると、司は秋菜の目をまっすぐ見つめて
「全部」
と答えた。
「ちょっとトロくてドジなとこも、すぐに真っ赤になるとこも、ムキになって突っ掛かってくるとこも、面倒見いいとこも、優しいとこも、寝ぼすけなとこも、良いとこも悪いとこも全部が好き」
言われて秋菜は聞いた事を後悔した。
聞いてしまったから、もうごまかしたり出来ない、そう感じていた。
「秋菜?
もし俺がタメだったら、俺を好きになった?」
司に聞かれ、秋菜は俯いた。
思わず頷いてしまいそうになっていた。
「ご褒美、考えてね、真面目に」
司は秋菜にそう告げるとにこやかに秋菜を見ていた。