お嬢様は恋をしません。
俺の人生かかってるじゃん…。




きっつ…。




「で、まぁ。お前が好きになる分には何も言わねぇ。



まぁ他のあれだけど。



機嫌を損ねるなって言うのは、あいつ泣くとしつこいから俺らがだるいだけ。



命令が絶対なのは当たり前だろ?



それと、迷惑をかけるなって言うのは、あいつ合理主義だから乱したらキレられる。



表の顔は、まあ知ってるだろ。清楚なあれだ。



で、まぁ莉緒は絶対守れ。お前は強いからいける。



莉緒に呼ばれたら、何を放置してでも、すぐにかけつけろ。なんども言うが、超合理主義だ」





これ、覚えなきゃだよな?



働かないとだし。




「あと、お前の学校にもう1人、お前と全く同じの雇用条件のやつがいるから。



今日は帰ってこないらしいが、明日は帰ってくるから。



そのとき紹介するわ」





シュウさんは、さっき西条が座っていた席にドスッと座って足を組む。
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