最初で最後の愛してる。
男性はどんどんお店の奥へと進んでいく。
どこまで行くんだろう、
そう思ってところで男性は足を止めて振り向いた。
「ここまで来たらいいかな」
とニヤつきながらいわれたときに、ずいぶん店の奥に来てしまったこと、
深夜のこの時間にお客さんがほとんどいない事が思い出されて後ずさってしまった。
そんな私に気づいた男性は更に近づき
「逃げないでよ~
これからすずなちゃんと僕はイイことする気なんだから。」
そういったと同時に、
イタッッ
両手首をつかまれ壁に押さえつけられてしまった。
どんどん男の顔が近づいてきて
恐怖で足が震えて立っていられなくなってきた私は
地べたに座り込んでしまった。
すると男性は
「お、それは誘ってるのかな。」
と馬乗りになろうとしてきた。