最初で最後の愛してる。


あ、もうだめなのかなと涙が出そうになったときに
頭をよぎったのは、大丈夫かと心配そうに聞いてきた
カレの顔だった。

「たすけて、やだ、やだ、
もり!たすけて、もり!!!」

「うるさい!!
こんな奥で音楽も流れてるんだ、聞こえるわけないだろう。」

そう言われ、諦めかけたその時
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