消える僕の前に、君が現れたら。

Prolog

世界は酷く残酷で、哀しく花を咲かせていた。

世界と言っても、僕の世界。



この世に神様ってのがいるなら一言いってやりたい。

人間を、不平等に生みやがって。って。



でも、誰も悪くない。何もしてない。

受け入れるしか、ないんだ。

何も無いくらいなら。

少しでも有意義に過ごす。


ただそれだけ。



< 1 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop