からめる小指 ~愛し合う思い~
「わぁ!和也先生!」
「先生もお土産選びですか?」
「もしかして、噂の彼女さんにですか?」
以前バレンタインのチョコを生徒から貰う事に、ヤキモチを妬いた尋。
落ち込む尋とはぁちゃんのため………貰わず逃げ回ったことで
生徒達に大ひんしゅくをかった。
別にひんしゅくをかっても問題無いが………
千尋が板挟みになったため
『彼女のために貰えない。』と生徒に詫びた。
その事が、いまだに続いている。
「そうです。女の子って………どんなものを喜びますか?」
「わぁ、彼女さん………いいなぁ。」
「離れていても、ずっと心にいらっしゃるんですね。」
「そうですね。
もちろん、授業中は無理ですけど……よく浮かびますね。
淋しがってないか、泣いてないかってね。」
「羨ましい。」
「そんな恋愛、マンガか小説だけかと思ってました。」
「そんな事ないですよ。
今も樹先生と二人、お互いの彼女について話してましたから。
少なくとも、二人はそんな恋愛をしてますよ。」
俺の言葉にうつ向いて真っ赤になる二人。
「樹先生も彼女さんがいるんだ。
どうりで、バレンタインの時二人で逃げてたはずだぁ。
だったら……先生達に迷惑がかかるといけないから
告白して来る子がいたら、追っ払わないといけないですね!」
「先生達の純愛を守らないと。」と
益々居心地の悪そうな二人に
「伊藤さんと望月さんはもう選んだんですか?
良かったら、一緒に選んで貰えませんか?」と声をかけてみる。
「えっ!………あっ。」
「私達………です……か?」
驚きを隠せない二人にクスリと笑って
「樹先生も悩んでいたから、呼んで来ますね。」と言って
樹を呼びに行った。
「先生もお土産選びですか?」
「もしかして、噂の彼女さんにですか?」
以前バレンタインのチョコを生徒から貰う事に、ヤキモチを妬いた尋。
落ち込む尋とはぁちゃんのため………貰わず逃げ回ったことで
生徒達に大ひんしゅくをかった。
別にひんしゅくをかっても問題無いが………
千尋が板挟みになったため
『彼女のために貰えない。』と生徒に詫びた。
その事が、いまだに続いている。
「そうです。女の子って………どんなものを喜びますか?」
「わぁ、彼女さん………いいなぁ。」
「離れていても、ずっと心にいらっしゃるんですね。」
「そうですね。
もちろん、授業中は無理ですけど……よく浮かびますね。
淋しがってないか、泣いてないかってね。」
「羨ましい。」
「そんな恋愛、マンガか小説だけかと思ってました。」
「そんな事ないですよ。
今も樹先生と二人、お互いの彼女について話してましたから。
少なくとも、二人はそんな恋愛をしてますよ。」
俺の言葉にうつ向いて真っ赤になる二人。
「樹先生も彼女さんがいるんだ。
どうりで、バレンタインの時二人で逃げてたはずだぁ。
だったら……先生達に迷惑がかかるといけないから
告白して来る子がいたら、追っ払わないといけないですね!」
「先生達の純愛を守らないと。」と
益々居心地の悪そうな二人に
「伊藤さんと望月さんはもう選んだんですか?
良かったら、一緒に選んで貰えませんか?」と声をかけてみる。
「えっ!………あっ。」
「私達………です……か?」
驚きを隠せない二人にクスリと笑って
「樹先生も悩んでいたから、呼んで来ますね。」と言って
樹を呼びに行った。