こじらせ女子の恋愛事情
こじらせ卒業します。
あれから何事もないまま1ヶ月がすぎた。
その間、私の気持ちに変化があったかというと、何もなく。
ただただ仕事に勤しんでいただけだ。
宗田くんもここ最近は図管に来ておらず、関わることがなかった。
だからか、彼からのアプローチもぱったり途絶えた。
仕事が忙しかったのか、はたまた呆れられたのか。
私は後者だと思っている。
そんな日々の中、久しぶりに図面管理課に宗田くんが顔を出した。
相変わらず可憐ちゃんが受付対応をする。
私は少し下がったところで書類の仕分けに勤しむ。
「宗田さん、この前は買い物に付き合ってくださってありがとうございました。」
「どういたしまして。」
可憐ちゃんと宗田くんの楽しそうな会話が聞こえてくる。
詳しいことはわからないけど、話の流れから二人で買い物に行ったことだけは聞き取れた。
いつの間にそんな仲良くなったんだろう。
二人の笑い声が聞こえるたび、私の胸はズキンと痛む。
やっぱり可憐ちゃんの好きな人は宗田くんなのだろうか。
二人が楽しそうにしているこの空間にいるのがつらくなって、私は席を立った。
トイレに行くふりをして、そっと事務所を出る。
その間、私の気持ちに変化があったかというと、何もなく。
ただただ仕事に勤しんでいただけだ。
宗田くんもここ最近は図管に来ておらず、関わることがなかった。
だからか、彼からのアプローチもぱったり途絶えた。
仕事が忙しかったのか、はたまた呆れられたのか。
私は後者だと思っている。
そんな日々の中、久しぶりに図面管理課に宗田くんが顔を出した。
相変わらず可憐ちゃんが受付対応をする。
私は少し下がったところで書類の仕分けに勤しむ。
「宗田さん、この前は買い物に付き合ってくださってありがとうございました。」
「どういたしまして。」
可憐ちゃんと宗田くんの楽しそうな会話が聞こえてくる。
詳しいことはわからないけど、話の流れから二人で買い物に行ったことだけは聞き取れた。
いつの間にそんな仲良くなったんだろう。
二人の笑い声が聞こえるたび、私の胸はズキンと痛む。
やっぱり可憐ちゃんの好きな人は宗田くんなのだろうか。
二人が楽しそうにしているこの空間にいるのがつらくなって、私は席を立った。
トイレに行くふりをして、そっと事務所を出る。