焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲
遊園地なんていつぶりだろうか。社会人になってからは一度も行っていない気がする。
昨夜は楽しみ過ぎて、なかなか寝付けなかった。それにすっかり忘れていた置き去りにしたバッグを、心配して連絡をくれた愛がわざわざ家に届けてくれたから。
突然いなくなった私と、茫然とした様子で戻ってきた陸人。そして来ると言っていたのに来なかった織田くんに愛はなにかピンときたようで、家に来るなり根掘り葉掘り聞かれてしまった。
愛には色々と迷惑や心配をかけたし、事の経緯を話したら大層喜び、すぐさま同じく心配してくれていたみんなに連絡しちゃったほど。
そして次の日、デートに行くと聞きつけると彼女は一緒に洋服を選んでくれたんだ。
だからあまり寝ていないけれど、全然眠くない。むしろもう楽しみでしかたない。
「……あっ、早く用意しないと」
待ち合わせ時間が早いだけに、仕事の日より早く起きたのにこんなことしていたら、あっという間に時間が過ぎていっちゃう。
昨夜は楽しみ過ぎて、なかなか寝付けなかった。それにすっかり忘れていた置き去りにしたバッグを、心配して連絡をくれた愛がわざわざ家に届けてくれたから。
突然いなくなった私と、茫然とした様子で戻ってきた陸人。そして来ると言っていたのに来なかった織田くんに愛はなにかピンときたようで、家に来るなり根掘り葉掘り聞かれてしまった。
愛には色々と迷惑や心配をかけたし、事の経緯を話したら大層喜び、すぐさま同じく心配してくれていたみんなに連絡しちゃったほど。
そして次の日、デートに行くと聞きつけると彼女は一緒に洋服を選んでくれたんだ。
だからあまり寝ていないけれど、全然眠くない。むしろもう楽しみでしかたない。
「……あっ、早く用意しないと」
待ち合わせ時間が早いだけに、仕事の日より早く起きたのにこんなことしていたら、あっという間に時間が過ぎていっちゃう。