焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲
織田くんは準備だって一緒に手伝ってくれたし、料理中には「今度、俺にも教えて」って言ってくれた。
そしてこうして片づけをふたりでやってくれる。
彼女として彼のためにやるんじゃなくて、恋人だからこそふたりでやる方が幸せだよね。
だけどそれにしても織田くん、食器を洗う手際が良い。もしかして普段からやっているのかな。
「寮生活だと、身の回りのことは全部自分でやるの?」
「あぁ、もちろん。学生の頃から規則正しい生活をしてきたから。身の回りの整理整頓は特にチェックが厳しくて、料理以外の家事なら滝本に負けない自信があるよ」
「そうなの?」
あ、でも昔見たテレビで、自衛官は掃除から洋服の畳み方やベッドメイキングに至るまで、きっちりやっているのを見たことがある。あれを織田くんもやっているってことだよね?
洗い終わった食器を彼から受け取り、布巾で拭いていく。
「だからできないのは本当に料理だけなんだ。……教えてもらって作れるようになったら一緒に作ろう」
「……うん。約束ね」
「あぁ」
そしてこうして片づけをふたりでやってくれる。
彼女として彼のためにやるんじゃなくて、恋人だからこそふたりでやる方が幸せだよね。
だけどそれにしても織田くん、食器を洗う手際が良い。もしかして普段からやっているのかな。
「寮生活だと、身の回りのことは全部自分でやるの?」
「あぁ、もちろん。学生の頃から規則正しい生活をしてきたから。身の回りの整理整頓は特にチェックが厳しくて、料理以外の家事なら滝本に負けない自信があるよ」
「そうなの?」
あ、でも昔見たテレビで、自衛官は掃除から洋服の畳み方やベッドメイキングに至るまで、きっちりやっているのを見たことがある。あれを織田くんもやっているってことだよね?
洗い終わった食器を彼から受け取り、布巾で拭いていく。
「だからできないのは本当に料理だけなんだ。……教えてもらって作れるようになったら一緒に作ろう」
「……うん。約束ね」
「あぁ」