焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲
本当にお祭りみたい。
頷きながら珈琲を淹れてリビングへ向かう。
ソファに腰掛けて、みどりの話に耳を傾けた。
『ほとんどの隊員がサポートに当たるって高城さんが言っていたから、きっと織田さんもそうじゃないかな?』
そういえば織田くん、しばらく陸地勤務になるって言っていたよね? もしかしてサマーフェスタがあるから? その準備のためなのかな? じゃあ近々帰ってくるのかも。
みどりの話を聞きながらそんなことを考えていると、彼女の『ねぇ、杏。ちゃんと話を聞いている?』と言われ慌てて返事をした。
「あ、もちろん聞いているよ。……それで?」
促すとみどりは弾む声で言った。
『それで仕事じゃなかったら、一緒に行かない? かなり混むみたいだけど、実際に働いている姿を見られるなんて、なかなかないでしょ?』
たしかにそうだよね。織田くんが普段働いている姿なんて、普通の人と比べたら滅多に見られる機会はないと思う。
それに働いている織田くん……私も見たい。
頷きながら珈琲を淹れてリビングへ向かう。
ソファに腰掛けて、みどりの話に耳を傾けた。
『ほとんどの隊員がサポートに当たるって高城さんが言っていたから、きっと織田さんもそうじゃないかな?』
そういえば織田くん、しばらく陸地勤務になるって言っていたよね? もしかしてサマーフェスタがあるから? その準備のためなのかな? じゃあ近々帰ってくるのかも。
みどりの話を聞きながらそんなことを考えていると、彼女の『ねぇ、杏。ちゃんと話を聞いている?』と言われ慌てて返事をした。
「あ、もちろん聞いているよ。……それで?」
促すとみどりは弾む声で言った。
『それで仕事じゃなかったら、一緒に行かない? かなり混むみたいだけど、実際に働いている姿を見られるなんて、なかなかないでしょ?』
たしかにそうだよね。織田くんが普段働いている姿なんて、普通の人と比べたら滅多に見られる機会はないと思う。
それに働いている織田くん……私も見たい。