僕に君の愛のカケラをください
「っ、、、!また寝ちゃった。ごめんなさい」
葉月は、蒼真の肩から頭がずり落ちた反動で目が覚めた。
時計を見ると9時30分。どうやら、うたた寝をしてしまったようだ。
「ごめんなさい。私昔から誰かの気配があると眠ってしまう癖があって、、、」
「、、、彼氏とか?」
「牛とか、羊とか」
クスクスっと笑う葉月に、目を見開く蒼真。
蒼真の腕の中でタオルにくるまれたジロウは気持ち良さそうに眠っている。
「蒼真さん、朝御飯何が食べたいですか?」
葉月は立ち上がると、エプロンを手にとり台所へ向かった。
対面キッチンから顔を覗かせて微笑む葉月。
「、、、オムライス」
「了解!」
口にした希望が何でも受け入れてもらえる心地よさ。
思いもしなかった状況に、蒼真は泣きそうになり、慌ててジロウをゲージに戻すのだった。
葉月は、蒼真の肩から頭がずり落ちた反動で目が覚めた。
時計を見ると9時30分。どうやら、うたた寝をしてしまったようだ。
「ごめんなさい。私昔から誰かの気配があると眠ってしまう癖があって、、、」
「、、、彼氏とか?」
「牛とか、羊とか」
クスクスっと笑う葉月に、目を見開く蒼真。
蒼真の腕の中でタオルにくるまれたジロウは気持ち良さそうに眠っている。
「蒼真さん、朝御飯何が食べたいですか?」
葉月は立ち上がると、エプロンを手にとり台所へ向かった。
対面キッチンから顔を覗かせて微笑む葉月。
「、、、オムライス」
「了解!」
口にした希望が何でも受け入れてもらえる心地よさ。
思いもしなかった状況に、蒼真は泣きそうになり、慌ててジロウをゲージに戻すのだった。