ONE〜想いは一つ〜
「外で以前、会いましたよね?あの時、救命の先生だと思ってたんですよ。看護師さんだって聞いてびっくりしましたよ」
「え、あ…そうですか。ただの看護師ですよ。じゃ…」
言葉を最後まで聞かず、私はその場を離れようとした。
「でも…救命は初めてじゃないですよね?中元先生との連携、素晴らしかったです。私も南條さん達の足元にも及びませんが、頑張りたいです!」
救急隊の岡田さんに、構えて話をしていたけれど、救命の事が本当に好きなんだなと理解した私は、返事を返してしまった。
「医師が救急隊の方に求めるのは、情報です。素早く治療にもっていけるように、患者本人の情報が欲しいんです。バイタル、病院に運ばれるまでの状態、既往歴等諸々の事が知りたいんです。救急隊の方には、そこに気をつけてもらいたいですね。今後もよろしくお願いします」
「あ、はい!こちらこそよろしくお願いします!」
私に頭を下げる岡田さんに、私も軽く会釈して、病院を出た。
「え、あ…そうですか。ただの看護師ですよ。じゃ…」
言葉を最後まで聞かず、私はその場を離れようとした。
「でも…救命は初めてじゃないですよね?中元先生との連携、素晴らしかったです。私も南條さん達の足元にも及びませんが、頑張りたいです!」
救急隊の岡田さんに、構えて話をしていたけれど、救命の事が本当に好きなんだなと理解した私は、返事を返してしまった。
「医師が救急隊の方に求めるのは、情報です。素早く治療にもっていけるように、患者本人の情報が欲しいんです。バイタル、病院に運ばれるまでの状態、既往歴等諸々の事が知りたいんです。救急隊の方には、そこに気をつけてもらいたいですね。今後もよろしくお願いします」
「あ、はい!こちらこそよろしくお願いします!」
私に頭を下げる岡田さんに、私も軽く会釈して、病院を出た。