ONE〜想いは一つ〜
妹、夏帆が書いた退職届を持って勤務先に来たのはいいけど、双子が故に夏帆本人に間違われてしまった私。
しかも、そのまま働くとか…ありえない。
今なら間に合うか?
姉です、って言う?
言える?
ううん、この状況で言えないよね。
うー。
そんな事を思いながら歩いていると、無情にもナースステーションに着いてしまった。
「お疲れ様です、遅れてすみませ…ん!」
恐る恐る、挨拶をした。
「大丈夫?南條さん?棚橋さんから体調悪いから遅れるって連絡があったって聞いて心配してたのよ?無理しないでね?辛いようなら、私変わろうか?」
だ、誰この人?
え、え、分からない。当たり前だけど、この人が誰なのかさっぱり分からない。
多分エライ人なんだろうな、多分師長?
「ほんとに大丈夫?」
「は、はい!大丈夫です!」
しかも、そのまま働くとか…ありえない。
今なら間に合うか?
姉です、って言う?
言える?
ううん、この状況で言えないよね。
うー。
そんな事を思いながら歩いていると、無情にもナースステーションに着いてしまった。
「お疲れ様です、遅れてすみませ…ん!」
恐る恐る、挨拶をした。
「大丈夫?南條さん?棚橋さんから体調悪いから遅れるって連絡があったって聞いて心配してたのよ?無理しないでね?辛いようなら、私変わろうか?」
だ、誰この人?
え、え、分からない。当たり前だけど、この人が誰なのかさっぱり分からない。
多分エライ人なんだろうな、多分師長?
「ほんとに大丈夫?」
「は、はい!大丈夫です!」