アリス道
ん……




あれ…




私…どうしたんだろぅ…





あぁ…そうだ変な声がして…




…そっからなんも覚えてないや…








「ん…あれ…」






うーん…えっと…


さっきまで変な道を通ってて…急に道がなくなって……




それで変な声が聞こえて……






「ここ…どこ…?」






いま私がいるのは…


広くて緑広がる丘







「なんで私こんなとこにいるの?」





もうなにがなんだかわからないよー…







「ぅー…」





変な事続きな上行き場を失った私は涙がでてきた


だってもうずっと帰れないかも知れないんだもん…!






「だ…誰かぁ…助け…て…グスッ」





もうやだよぉ!!


あんな変な道なんて通らなきゃよかった…!







「誰?」



「へ!?」





私が泣いてると後ろから声をかけられた…



私に声をかけたのは…






「う…さぎ?」





そう


ちっちゃいけど立派な白い兎






「なんで兎がこんなとこに……てゆーか…喋ったぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」





小さな白兎は2本足で立って…
私に話しかけた


普通兎は立たないし喋らないよ!?
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