エレディンの乙女と青龍の守護者
14.大きな手
「あれは!」
ウェルロイドはぐんと上昇した。
目の前に紅い光の柱が立っていた。
「紅い柱、、!」
「離せ。」
シュナインの手首を掴んだままなので、今度はシュナインを引き上げる形になっていた。
「あそこか、乙女は。」
シュナインは素早く腕を振り払う。
「ふん、赤獅子に口づけをされたかー、、」
呟いたかと思うと、今にも飛び立とうと身を縮めた。
「待て!」
風が舞い上がる。
地上から見上げているのだろう人々のあっという声が上がる。
ウェルロイドはぐんと上昇した。
目の前に紅い光の柱が立っていた。
「紅い柱、、!」
「離せ。」
シュナインの手首を掴んだままなので、今度はシュナインを引き上げる形になっていた。
「あそこか、乙女は。」
シュナインは素早く腕を振り払う。
「ふん、赤獅子に口づけをされたかー、、」
呟いたかと思うと、今にも飛び立とうと身を縮めた。
「待て!」
風が舞い上がる。
地上から見上げているのだろう人々のあっという声が上がる。