エレディンの乙女と青龍の守護者

「いえ、祝福のつもりではありません!
あまりにも突然で、、っ!」
カティナが瞳を上げた。
そこにひどく眉根を寄せたウェルロイドがいた。
「きゃ!」
ぐいっと頭の後ろから押さえ上げられる。
鼻先が触れそうなほどウェルロイドの顔が近い。
「突然で、、」


「ほぉ。」






鼻先が微かに触れた。
ひんやりと冷たい感覚に、カティナはぷるっと震えた。
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