エレディンの乙女と青龍の守護者
3.エレディンの乙女
眩しー、、

「ん、、」

重たい瞼をこすり持ち上げる。


「、、ここは、、?」


細めた目で見渡すと、見慣れない大きな窓に、明るい日差しの差し込む部屋だった。

「、え、、っと、、、わたし、、」

何故かものすごく怠さのある身体を起こし、辺りを確かめようとすると、

「ん?んん??

髪が長い??ん?!」

栗色の豊かな髪は腰に届きそうなほど。

それに、

それに、、



「ん?胸が、、



ある??!」

たわわに実ったすっぽんぽんのふたつの膨らみ。

「、、そうよ!私!

幼い子供の姿になってしまってたんだわ!!

なのに、、なのに?!

、、どうして?」



「きゃぁ!?」ぐんと髪をひっぱられ悲鳴をあげた。そのまま後ろへ倒れこむ。
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