エレディンの乙女と青龍の守護者
『最初からこうしていればよかったのだ。彼女に、母が乙女だったことを重ね、護りたいと思ったことがー、、』
「最初からこうしていれば、怪我をすることもなかった。怖い思いももうすることはない。」
「私は、そんなことはー!」
そのままカティナを組み敷く。
「儀式が気になるのであれば、神官らには私から何とでも説明しておく。」
首筋に顔を埋めたまま、カティナの耳元でささやく。
「私は気にしない。」
カティナはその吐息のくすぐったさで頭の芯がくらくらするのを感じた。
「祝福、、しゅくふ、、なので、、、ぁ、」
カティナの抵抗はかなわず、ウェルロイドは彼女の両手をがっちりベッドの上に貼り付けにする。