エレディンの乙女と青龍の守護者

「カティナに合う衣装を用意させる。
それで問題はない。」

カミユは「かしこまりました。」と目を伏せた。


シュナインの様子といい、カミユといい、
なぜカティナについては常と異なる態度を見せるのか?
乙女だから当然であろうか?

何故かウェルロイドは面白くない。

「して、

許されまじき失態についてだが、
どうするつもりだ?」
ウェルロイドの心に少々意地悪な気持ちが覗いた。

< 199 / 225 >

この作品をシェア

pagetop