エレディンの乙女と青龍の守護者
「カティナに合う衣装を用意させる。
それで問題はない。」
カミユは「かしこまりました。」と目を伏せた。
シュナインの様子といい、カミユといい、
なぜカティナについては常と異なる態度を見せるのか?
乙女だから当然であろうか?
何故かウェルロイドは面白くない。
「して、
許されまじき失態についてだが、
どうするつもりだ?」
ウェルロイドの心に少々意地悪な気持ちが覗いた。