エレディンの乙女と青龍の守護者
◇◆◇
その風は他の場所にも吹いていた。



全身にぶわぁっと感じた。
「来た、、来たぞ!!」

来た、、!

乙女がーーー、、!


「カミユ、急げ!」
「え?何がです?

ウェルロイドさま?!」
「急げ、カミユ!」
「お待ちを!!」
カミユは机上に広げられた書類を急いでまとめ、主人に置いていかれまいと続いて部屋を飛び出した。

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