エレディンの乙女と青龍の守護者

「黄金の鷹の守護者が、来たのだろう?
シロカから聞いた。
黄金のひかりの円が浮かんだことも。



シュナインが、
直接単身で姿を見せるとは思わなかった。
あまり表立って行動はしない男だからだ。


シュナインが、
貴女に何か話していたそうだね。
何の話をしていた?」
目元が厳しくなり、瞳は緑の色を濃くさせる。






カティナは首を振る。
「頭の中に、あちらの声が入ってきていて、、
私が欲しいと、、」
まだ下向きだ。







「こわかったな、、」


首が横に少し振れる。

「違うのか?」
「違わない!、、こわかった、、ですが、、

でも、、

そうではなくて、、
そこでは、、なくて、、




はぁ、、、」


「ウェルロイド様、

僭越ながら、、」
シロカがそっと耳打ちする。
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