エレディンの乙女と青龍の守護者

残されたのは
顔を赤くしたカティナと、
天井を仰ぐウェルロイドだった。
「それは、、、」

その後の妙な沈黙。











沈黙は続く。





ため息が聞こえ、

カティナは少しだけ顔を上げた。


琥珀色の石のテーブルの向こう、
ウェルロイドは明るい金髪を搔き上げ、
少し困っているらしいことが
寄せられた眉根から見える。


「何と言ったらいい、、」
更に眉根が寄る。

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