溺愛誓約〜意地悪なカレの愛し方〜【コミカライズ配信中】
企画チームで用意してくれた最初の百個に加えて確保できたのが六百個、工場で確保してもらえる千八百個、研究所から回してもらった五百個、そして私のミスで少なく注文してしまった五百個。
これで、全部で三千五百個になった。
「あれ? 課長は?」
「あ、なんかさっき出て行きましたよ」
主任の言葉に答えた事務員さんの声で、穂積課長の姿がないことに気づく。
どこに行ったのかわからなかったけれど、主任に声をかけられて企画チームがミーティングをしている第二会議室に向かうことになった。
「みなさん、この度は大変申し訳ありませんでした!」
「青山さん……。さすがに軽々しく許せる問題じゃないけど、今はイベントを成功させるためにできることをやろう」
「はい……。本当に申し訳ありませんでした」
今回のイベントの責任者をしている小田さんは、何度も頭を下げる私の肩に触れると、疲れが混じった顔で苦笑を零した。
そして、彼は主任を見てから口を開いた。
これで、全部で三千五百個になった。
「あれ? 課長は?」
「あ、なんかさっき出て行きましたよ」
主任の言葉に答えた事務員さんの声で、穂積課長の姿がないことに気づく。
どこに行ったのかわからなかったけれど、主任に声をかけられて企画チームがミーティングをしている第二会議室に向かうことになった。
「みなさん、この度は大変申し訳ありませんでした!」
「青山さん……。さすがに軽々しく許せる問題じゃないけど、今はイベントを成功させるためにできることをやろう」
「はい……。本当に申し訳ありませんでした」
今回のイベントの責任者をしている小田さんは、何度も頭を下げる私の肩に触れると、疲れが混じった顔で苦笑を零した。
そして、彼は主任を見てから口を開いた。