溺愛誓約〜意地悪なカレの愛し方〜【コミカライズ配信中】
十二月三十日の今日から五日間、私は穂積課長の家にお世話になる。
約束通り、年末年始は一緒に過ごすことになり、課長と相談して一月三日まで泊まらせてもらうことになった。
二泊くらいはさせてもらうことになるだろうと考えてはいたものの、まさか四泊五日になるとは思わなかった。
だけど、穂積課長が『クリスマスに会えない分、年末年始はずっと一緒に過ごそうか』と提案してくれた時、私は二つ返事でそれに飛びついた。
料理はもちろん、仕事同様に家事も完璧にこなせる課長のことだから、きっと至れり尽くせりになってしまうだろう。
そうならないようにしよう、と思ってはいるけれど、先日のお泊まりの時のようになりそうな気がして仕方がない。
でも、私だって彼女っぽいことしたいし……!
今回の計画が決まってから密かに意気込んできた私の胸には、〝穂積課長にしてあげたいリスト〟と〝穂積課長と一緒にしたいことリスト〟がたくさんある。
この年末年始でひとつでもたくさんそれが叶うといいな、と考えている私から笑みが零れた。
約束通り、年末年始は一緒に過ごすことになり、課長と相談して一月三日まで泊まらせてもらうことになった。
二泊くらいはさせてもらうことになるだろうと考えてはいたものの、まさか四泊五日になるとは思わなかった。
だけど、穂積課長が『クリスマスに会えない分、年末年始はずっと一緒に過ごそうか』と提案してくれた時、私は二つ返事でそれに飛びついた。
料理はもちろん、仕事同様に家事も完璧にこなせる課長のことだから、きっと至れり尽くせりになってしまうだろう。
そうならないようにしよう、と思ってはいるけれど、先日のお泊まりの時のようになりそうな気がして仕方がない。
でも、私だって彼女っぽいことしたいし……!
今回の計画が決まってから密かに意気込んできた私の胸には、〝穂積課長にしてあげたいリスト〟と〝穂積課長と一緒にしたいことリスト〟がたくさんある。
この年末年始でひとつでもたくさんそれが叶うといいな、と考えている私から笑みが零れた。