溺愛誓約〜意地悪なカレの愛し方〜【コミカライズ配信中】
穂積課長が予約してくれていたフレンチレストランで食事を済ませ、数日遅れのクリスマスプレゼントを贈り合った。
私からはネクタイとネクタイピンをプレゼントし、課長からはジュエリーブランドの腕時計をもらった。
そのあとは適当に買い物を済ませ、穂積課長の家に向かった。
道中にあったスーパーでは数日分の食材を購入し、少しだけアルコール類も選んだ。
「ビールとレモンサワーは冷やしておいて、風呂上がりに飲むか。なにか摘めるものはあったかな」
「なければ、さっき買った食材でなにか作りましょうか?」
「そうだな。でも、まずは風呂に入ろう」
帰宅早々バスルームに行っていた課長が、「そろそろ沸くはずだ」と言いながら食材を片付けていく。
エアコンで室内が暖まった頃、お風呂が沸き上がる音楽が流れた。
「課長、お先にどうぞ」
「なに言ってるんだ」
気を遣った私に、穂積課長が心底理解できないと言わんばかりの顔で首を傾げた。
「一緒に入るに決まってるだろ」という言葉が降ってきたのはその直後のことで、私はろくな抵抗も許されずに課長によってバスルームに連行されてしまった。
私からはネクタイとネクタイピンをプレゼントし、課長からはジュエリーブランドの腕時計をもらった。
そのあとは適当に買い物を済ませ、穂積課長の家に向かった。
道中にあったスーパーでは数日分の食材を購入し、少しだけアルコール類も選んだ。
「ビールとレモンサワーは冷やしておいて、風呂上がりに飲むか。なにか摘めるものはあったかな」
「なければ、さっき買った食材でなにか作りましょうか?」
「そうだな。でも、まずは風呂に入ろう」
帰宅早々バスルームに行っていた課長が、「そろそろ沸くはずだ」と言いながら食材を片付けていく。
エアコンで室内が暖まった頃、お風呂が沸き上がる音楽が流れた。
「課長、お先にどうぞ」
「なに言ってるんだ」
気を遣った私に、穂積課長が心底理解できないと言わんばかりの顔で首を傾げた。
「一緒に入るに決まってるだろ」という言葉が降ってきたのはその直後のことで、私はろくな抵抗も許されずに課長によってバスルームに連行されてしまった。