溺愛誓約〜意地悪なカレの愛し方〜【コミカライズ配信中】
「どうして一緒にお風呂に入りたがるんですか! 私はこんなに恥ずかしいのに……」
「だからだろ? 莉緒が恥ずかしがる姿は可愛いし、こうしてスキンシップも取れる」
穂積課長は低く囁きながら、バスタブの中で身を小さくしている私の背後から抱きしめてくる。
背中に感じる硬い胸板に鼓動が高鳴り、すぐにでも逆上せてしまいそうだった。
「だいたい、この間二回も一緒に入ったんだから、もう何回入っても同じだろ」
確かに、この前のお泊まりの時には、二泊目の夜にも一緒にお風呂に入った。
その時ももちろん、今日みたいに課長にバスルームに連れ込まれた形だった。
「そんなことありません! 何回目でも恥ずかしいですっ……!」
むきになって言い返す私に、穂積課長がクスクスと笑う。
余裕を見せられて悔しい反面、胸の奥がキュンキュンと締めつけられた。
「そんなに拗ねるなよ」
膨れっ面の私を、課長が甘やかすように宥めてくる。
ついでとばかりに振り向かされてキスをされると、私はやっぱり小さな子どものように蹂躙されてしまった。
「だからだろ? 莉緒が恥ずかしがる姿は可愛いし、こうしてスキンシップも取れる」
穂積課長は低く囁きながら、バスタブの中で身を小さくしている私の背後から抱きしめてくる。
背中に感じる硬い胸板に鼓動が高鳴り、すぐにでも逆上せてしまいそうだった。
「だいたい、この間二回も一緒に入ったんだから、もう何回入っても同じだろ」
確かに、この前のお泊まりの時には、二泊目の夜にも一緒にお風呂に入った。
その時ももちろん、今日みたいに課長にバスルームに連れ込まれた形だった。
「そんなことありません! 何回目でも恥ずかしいですっ……!」
むきになって言い返す私に、穂積課長がクスクスと笑う。
余裕を見せられて悔しい反面、胸の奥がキュンキュンと締めつけられた。
「そんなに拗ねるなよ」
膨れっ面の私を、課長が甘やかすように宥めてくる。
ついでとばかりに振り向かされてキスをされると、私はやっぱり小さな子どものように蹂躙されてしまった。