あなたが居なくなった日。
だってこんなことでも起きない限り新田くんのそんな姿想像もできなかったと思う。
私たちはいま私の家に向かって歩いている。
さっきお母さんに電話をしたら今日のお昼はお父さんとランチデートをして来ると言っていた。
だったら新田くんを呼んでもいいかなって思えた。
新田くんと普通にお喋りできるようになったとはいえ親に合わせるのは色々と面倒そうだしまだそんなイベントは乗り越えられそうにない。
(別に友達だけどやっぱり異性だし誤解が生まれるのは避けたい)
新田くんは『僕たちも外でランチしようよ』と言ってきたけどもちろんそんなイベントも乗り越えられそうにない。
だから途中でバーガーをテイクアウトした。