2人の時間
悩みと未遂




「諒っ!!」

「ん?」

「ごめんね?待たせて…帰ろっか?」

「おう。」

「…あっ、知菜!」


 ──俺、川島諒。
高校1年生。
クラスは5組。


10月
もうセミは鳴かなくなって、風が冷たい季節になった。

7月に
俺には彼女ができました。名前は山崎琴音。

付き合って3ヶ月くらいたちました。



が、





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