彼と彼女の花いちもんめ~溺愛王子の包囲網~
真面なデートは三年ぶりだった。
まるで、人生初のデートのように舞い上がって、テンパった。
自宅に戻ったみちるは、ベッドに転がって叫び出したい気持ちを必死に堪えた。
デート、デート!
しかも、あの南野篤樹と!!
これって夢じゃないよね?
興奮冷めやらぬ状態で、頬を抓ってみるが、やっぱり痛い。
どうやら、こっちが現実らしい。
あの甘い言葉も、眼差しも、全部、全部。
「あたし・・・の、もの・・・?」
言葉にしたら、急に恥ずかしさが倍増した。
「きゃーっ!!!」
堪え切れずに叫び声を上げる。
信じられないけど、本当らしい。
あの、南野篤樹が、あたしを好きってこと。
まるで、人生初のデートのように舞い上がって、テンパった。
自宅に戻ったみちるは、ベッドに転がって叫び出したい気持ちを必死に堪えた。
デート、デート!
しかも、あの南野篤樹と!!
これって夢じゃないよね?
興奮冷めやらぬ状態で、頬を抓ってみるが、やっぱり痛い。
どうやら、こっちが現実らしい。
あの甘い言葉も、眼差しも、全部、全部。
「あたし・・・の、もの・・・?」
言葉にしたら、急に恥ずかしさが倍増した。
「きゃーっ!!!」
堪え切れずに叫び声を上げる。
信じられないけど、本当らしい。
あの、南野篤樹が、あたしを好きってこと。