君が可愛くて仕方ないんだよ。
「新入生??」





「…えっ!?」



声がして振り向くと、
誰かが立っていた。


「なんでこんな所にいるの、大丈夫?」


「あっッ、えっと、…」

どうしよ、どうしよう。
涙でいっぱいの私はパニックになっちゃっていて声をかけられても、声が出なかった。

そんな私に



「ふっ。おいで。連れて行ってあげる」
と優しく微笑んで 手を差し伸べてくれた。

ドキドキしながらも
私はそっとその手に手を重ねて、
前を向いた。


ーーっかっこいい……

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