人間の生きる価値と意味
私自身、いつのまにか彼女に救われていた。
寂しいとき、辛いとき、悩んでいるとき、私と同じように彼女も支えてくれた。

彼女を失ったら生きていけないー。

それは大袈裟かもしれないが、少なくとも自分が半分以上壊れると確信した。
それほどまでに大きな支えになってくれていたのだ。

生きてほしい、生きてほしい。

その一心で私はずっと考えた。
寝る暇があるなら考えたかった。

どうすれば生きてくれるのか。
自分にできる最善はなんなのか。
そう考えたとき、ある人に頼ってみようと考えた。
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