彼女と彼の隠し事、予想通りの展開(似た者同士?の恋の行方のその後の日常)
「もしかして先輩が内勤になった訳って。」

「そっ、あまりにもヘッドハンティングと見合い話がヒートアップしすぎて内勤にしてもらったの。」

「へーそうなんですね、ほかになんかないですか?」

「うーんあっ、そうそう思いだした、渡瀬と初めて来た時名刺を逆さまに渡されたし、ロビーで派手に転んでヒールのかかと折ったけな。」と思いだしなから辻本を見ながらニヤッとした。

「山口さん変なの思い出さないでください。」と立ち上がった。

「オッ、辻本さん顔が赤くなった。」

「先輩かわいい。」

「それからほかのヤツから聞いた話だけど…」

「山口さんもうやめて〜」ととっさに上谷の両耳を手でふさいだ。

(相変わらず梨沙子ちゃんは酔うと可愛い行動するなぁ〜)
< 11 / 19 >

この作品をシェア

pagetop