双子の弟と幼なじみ
別に僕はみぃ以外に興味ないから全然わかんないんだけど。
「ねえねえっ、美優ちゃんっ」
「…どしたの」
かすかに聞こえてくるのは、温度差のある2人の会話。
まぁ、みぃからすればこれが当たり前でこれが楽みたい。
それを理解してくれているであろう田谷さんには感謝する、ほんとに。
「そう言えば歩宇くんは、芸術の選択何にしたの?」
突然振られる質問に少し焦りながらも返す。
「音楽だよ」
「あー、そうなんだー、歩宇くん歌上手いんだねー
その流れでいくと、悠宇くんも?」
「んーん。悠宇は音痴だから。いろんな意味で画伯だしね。書道選んでたよ」
「あははっ、そうなんだー」
みぃは絵が上手だから美術だよ、なんて答えたくなってしまうのを押さえ込んで、箸を動かす。
流れた会話は終了して、黙り込む。
チラリとみぃの方を見直すと、もうご飯を食べ終わってるみたいだった。
「ねえねえっ、美優ちゃんっ」
「…どしたの」
かすかに聞こえてくるのは、温度差のある2人の会話。
まぁ、みぃからすればこれが当たり前でこれが楽みたい。
それを理解してくれているであろう田谷さんには感謝する、ほんとに。
「そう言えば歩宇くんは、芸術の選択何にしたの?」
突然振られる質問に少し焦りながらも返す。
「音楽だよ」
「あー、そうなんだー、歩宇くん歌上手いんだねー
その流れでいくと、悠宇くんも?」
「んーん。悠宇は音痴だから。いろんな意味で画伯だしね。書道選んでたよ」
「あははっ、そうなんだー」
みぃは絵が上手だから美術だよ、なんて答えたくなってしまうのを押さえ込んで、箸を動かす。
流れた会話は終了して、黙り込む。
チラリとみぃの方を見直すと、もうご飯を食べ終わってるみたいだった。